ピッカピカ、新艇の「雪風」
今回はお隣の「雪風」ともう1艇。
3艇一緒だ。
あいにくの真向かいの風。
クローズホールドではなかなかスピードが出ない。
そんな中「雪風」はひたすら南下。
少し荒れた海にピッチングする。
「ペルセウス」は悩んだ。
「うーん、プロパーだな!」
クローズをまさにホールドし、時折のブローに大きくヒールしながら東へ進んだ。
進まない。
タック、タックのセーリングはとてもじれったい。
でも進むほど海の色は群青色に変わっていく。
確実に前進している。
大きなうねりを伴った海面は日の光を受けてキラキラしている。
天候に恵まれ気持ち良い。
青い海、青い空、白い雲に白いセール。
風の音に波切音。
時折ウミネコが飛来する。
これだから海は良い。
そんな空間で昔は音楽もものき物だった。
大滝、山下、チューブとか。
で、加山さんの出番もあった。
今回はまだ春の海。 ピーカンの夏空で無いし、少し肌寒かったので夏の音楽は無しだった。

田代島が近づいた。
「雪風」は沖から一気にアビームで滑り込む。
距離は走ったが「ペルセウス」を先行した。
大泊を過ぎる頃、石巻から田代島、網地島を結ぶ定期船のひとつ「ブルーライナー」に道を譲る。
お客さん、ほとんど乗ってない。
夏ともなると溢れんばかりにお客さんでいっぱいになるんだが。
着いた。
仁斗田漁港。
黒にゃんに出迎えられた。
いつもは、いつもの民宿「網元」さんに泊まるんだが、今回は他のヨットも一緒だったので船に泊まることになる。
「網元」のお父さんとお母さんが浜で仕事をしていたので「という訳なので」って挨拶してきた。
岸壁から見下ろしたらコバルトブルーに色づいた水。
さすがに透明だ。
メバルの姿が手に取れんばかりだ。
まだ日も高く釣る時間帯ではない。
のんびり泳いでいる。
天敵も居なそうだ。
初めて田代島に来たゲストは釣り好きと言うことで、早速竿を出していた。
青イソメを餌に防波堤の突端から少し投げていた。
一時間もしないうちに魚、どうしよう。って。
???
東京まで持って帰れないし、リリースしますか?
な、なんてもったいない。
食べましょ!捌くから。てなことになり魚を持ってきた。
おーおっきなアイナメだ。
メジャーを取り出し測ってみた。
なんと40センチちょうど。と小さいのが5匹。
本人大喜びだったのは言うまでもない。
夕飯に刺身で食べることにする。
でも、「わさび」無いんだよね。
釣った本人も捌く練習って他のアイナメと格闘していた。
日が傾いた。
そろそろメバリングの時間だ。
そして夕食の準備が始まった。
男だけの料理はどんなになるべが!
メニューは「雪風」のオーナーに任せっきり。
野菜を切ったり、下ごしらえが終わったのが7時半。
もう1艇、「カティーサーク」も合流した。
4艇のヨットに13人の野郎どもの宴会が始まった。
お酒を飲まないおんちゃんとペルセウスのクルーはコーラで乾杯。
マーボー豆腐に焼肉。アイナメの刺身に、野菜サラダなどなど。
島の知人からの差し入れもあり食卓は華やかだった。
宴会の席に一匹のニャンが来ていた。
とてもめんこい
にゃんだった。


朝早くから港は賑わった。
カニ貰ったっー。ってペルセウスのメンバー。。。
って、早速塩茹で。
「塩無いんだけど!」
「なーんだべ、海水で茹でらいん」
「んだな」
つくも蟹っていったっけ。
もずく蟹なんて間違えて覚えていた。
みそ、卵満載でうんと うめがった!
ついでにこんなのも。
ボッケだ。
でかい。
これは持ち帰りだな。
食後は腹ごなしも兼ね島を散策。
何度も着ているがまだ未踏の領域がある。
そこんとこ含め歩いた。
定期船の船着場には「サイボーグ009」がお出迎え。
島の案内看板はとても分かり易い。
タクシーは無いから徒歩か自転車を借りる。
お勧めは徒歩だな!
坂道があるからね。
坂を昇ると。もちろん自転車では無理な坂。
結構高台にそれはあった。
こんな記念碑とかまだ見ぬ史跡名所が点在している。
眺めもなかなか良い。
砥面島を見下ろし、隣の網地島を一望できる。
島でオリエンテーリングやっても楽しいかもしれない。
帰路。
砥面島を回り一路進路は270度。
先行するのは「カティーサーク」
海は昨日と打って変わってはべた凪の海だった。
遠ざかる島を後に次回はいつ?
そんな会話は尽きることなくそよ吹く南風に流されていた。
http://homepage2.nifty.com/mayama-dome/umi1.html
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