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2007年7月26日 (木)

家族控え室

人生そのものが病室。

こんな詩があったなぁ。

「病室を後にする日、嬉しい筈なのに、心に重さを感じていた。

それは気掛かりなことがあったからだ。

入院してる間にいろんな人が見舞いに来てくれた。

でも、ふた月の長い間、あのおばあさんに訪れた人は誰もいなかった。

彼女は夜中に僕の毛布を直してくれたが、僕がしてあげられることは何もなかった。

でも、たったひとつだけ僕にできることがある。それは、

彼女への見舞い客に来週からなれること…」こんな内容だった気がする。

今日は義母の手術の日。見舞い客はいっぱいいた。

それって、しあわせなのだろうか。病気になる自体、そうとは思えないな・・・。

無事に終えて欲しい。治って欲しい。誰もがそう思っていたに違いない。

知ってか知らずか、見送られ手術室に入って行った母は笑っていた。

そして彼女にとってとても長い一日が始まった。

外ではやっと地上に出てきて短い人生を精一杯生きている蝉の声が。

森に囲まれた病院のこの小さな部屋では静かな時間が流れていた。

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