バスツアー
バスツアーに行きたいと言う。
奥さん、やっとシーバス釣りに行く気になったか。
やったね!
「違う、ちがう。観光バス温泉ツアーだでば!」
なーんだ。
「行く、行く」
近場の日帰り温泉は何度となく出かけていた。
せいぜい片道2時間以内の近場だ。
遠くまで運転しての日帰り温泉だと、癒されるどころか疲労が蓄積されるだけ。
なので、遠くの温泉に日帰りで出かけるのは今日が初めて!
運転の心配が無い日帰り温泉ツアーに参加した。
朝から奥さんそわそわ!
リュックを背負って「これでいい?」
遠足に行く子供と一緒だな。はしゃいでいる。
6時10分!リュックを背負って仙台駅まで電車でGO!
朝ごはんは駅のそば。二人で一杯のかけそばをいただいた。
集合場所に集まった癒されたい?ご一行様はほとんどがご年配。
僕たちが一番若いか?! と辺りを見回したら、いたいた、若い人。
癒されたいんだべなぁ。。。
癒しのバスツアーは大型バス二台を満席にして仙台駅を7時30分定刻に出発した。
バスの中では添乗のお姉さんが定番の注意事項と温泉の説明。
目的地まで約4時間のバスの旅が始まった。
前沢パーキングでトイレ休憩。
牛がおいしいところだけあって、パーキング内でも"前沢牛"が食べられる。
高いか安いか判断できず。
約15分のトイレタイムの後バスに戻る。
ん!奥さん、迷わず隣のバスに向かっている。
「こっちだぞ!」
「えー、こっちのバスきれいだから、桜が」って、どういう基準だ!
運転手さんから「間違わないようにね」って声掛けられ、
ご年配の乗客から「若いのにねぇ」なんて言われた。
「若いのにボケてんです」
ボケ若人を乗せて和やかにバスの旅はまだまだ続く。
着いた!
時計の針は12時を指していた。
そそくさと昼ごはんを食べ岩盤浴へ向かう。
『この先、危険』のたて看板。硫化水素でも噴出しているのだろう。

そこにはテントが三張りあり、中でござを敷いて横になる。だが、満員!
仕方ないので露天で岩盤浴だ。あちこち蒸気が噴出している。
まわりの岩は結構熱い。寝返りをうたないと低温火傷になるらしい。
内風呂は源泉100%と50%の浴槽がある。
さすがに濃いほうは強烈な刺激。
虫刺されの傷がヒリヒリする。
これで治ればいいのだが。
かなり広いお風呂は観光バス2台分の人を飲み込んでも、
まだまだ余裕があった。
こんな建物を発見。
FG42がこちらを向いているようで少し怖かった。
天然記念物の秋田犬に会った。
ハチとゴンという。とてもおとなしいワンだ。て言うか、観光客にうんざり
しているかのよう。まだ一歳だというのに愛嬌を表面化してくれない。
ムツゴロウ先生風ナデナデしようと思ったが、人目が気になり出来なかった。
比内鶏も見た。
うーん。にわとりだった。
奥さんはこういった場所に決して長居はしない。
次から次と移動する。
「めんこいワンコだね」って振り向くと既にそこには居ない。
あっちで手を振っている。試食コーナーを制覇した様子だ!やれやれ。
片手には比内鶏の串焼きを持っている。
「ハツだよ!比内鶏数少ないんだって!最後の一本だよ」
心臓一個しかないのが五個も、うーん希少価値なんだべな。
最後の一本に負けて買っちゃったな。でも、ほとんど僕のおなかの中へ。
ホントに比内鶏だかなんだか判らなかったが、結構脂っこい気がした。
しーんと静まりかえっている。
静かな湖面を目にし辰子姫の物語が脳裏をかすめた。
大学生の時来た以来だなぁ。辰子姫たちと一緒に。
結構でかい。
で、こんな張り紙が、、、、、
もうひとつ。
注釈が無ければ、なんだか判らない。
こんなの、、、、、
おなかもいっぱいになり睡魔が襲ってきた。
でも、寝れる。
やっぱ良いよな、自分で運転しないのは。とても気が楽だ。
一路仙台を目指しバスは走り始めた。
今頃になって青空が顔を出した。
今回はオプションでお弁当を付けてみた。
電車で旅行の駅弁のイメージで。
だが、しかし、かかし。
昼の弁当はもう二度と巡りあいたくない。そう思った。
夕食はこれ!
値段はというとはっきり言って高い!
現地調達の方が良かった。
「まわりの人たちが食べているのに、私たちにお弁当無いのかわいそう」
と言うことで頼んだお弁当。
回りはというと、ほとんどが現地調達。旅慣れてるのかもね。
まぁ、これも経験。授業料ってことで。
盛岡南から東北自動車道に載ったバスは最後のトイレタイムを前沢パーキングで済ませたころ、既に太陽はお休みモードに突入していた。
あと少しで仙台。
とっくに飽きてしまった奥さんは次の旅行先を物色し始めていた。
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